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※ミュージカルに興味のない方には意味が分からないと思います。大丈夫な方のみどうぞ。


ミュージカルとは言うまでもなくアメリカで生まれた演劇文化です。誕生は二十世紀初め頃。
ヨーロッパ生まれのオペラ(ちなみに作ったのはイタちゃん(フィレンツェ)だ!)よりも明るく親しみやすく大衆的な音楽劇として愛され発展し続けてきたのです。
当初は華やかなダンスと衣装がメインのレビューに近いものだったのが、やがて豊かで重厚なストーリー性も持つようになり、今はダンスショーに近いものからシリアスなストーリーものまで幅広く展開しています。
その中心地はニューヨークのブロードウェイ。ミュージカル文化が他国に広まっても、長年「ミュージカルといえばブロードウェイ」でした。

ところが、1970年代になって、ここに変化が起きます。
英国はロンドンのミュージカル界に、アンドリュー・ロイド=ウェッバーという天才作曲家が現れたのです。
『ジーザス・クライスト・スーパースター』を皮切りに、『エビータ』『キャッツ』『オペラ座の怪人』と、次々にロンドンから上陸する作品がブロードウェイを席巻しました。

・・・当然、アメリカ君としては面白くありません。
しかし。

「ずるいよイギリス、元はといえば俺が作ったものなのに!」
「あぁ? 文句あんなら俺より売れてみろよ!」

シビアなるかなショービジネスの世界。どんなに腹が立ったって、売れたものが正義。
特に『オペラ座の怪人』は、ブロードウェイ初演のころスタッフもキャストもほとんどロンドンから直輸入でやったそうで、アメリカ君は相当カチンと来たらしいです。(笑) そのせいでトニー賞から閉め出されたとか。

・・・最近では『ライオンキング』辺りからブロードウェイミュージカルの巻き返しがかなり顕著なようで、アメリカ君もがんばっているんですね。果たして今後どうなることやら。


いや、最初聞いたときは「ふーん」なだけの話だったんですが、こうして変換してみると楽しいですね。
正直に白状すると、「『メモリー』ってイギリスさんの歌だと思うんだ」と主張したいだけだったりするんですが。


・・・・・・・続くかも。
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