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以前にちらっと書いたイタリア国歌ネタ小説、ようやくアップしました。
・・・何で私はこう遅いんだぶつぶつ。

当初考えていたのは「イタリア国歌かっこええー。イタリア兄弟に歌ってもらえないかなー」程度で、もっとほのぼのした感じの話にするつもりだったのですが、いつの間にか歴史ネタが混ざってしまってあれ、どちらかというとそっちがメイン・・・?(おい)

つーか、このネタあと一月早く思いついてれば統一記念日に出せたのに。(笑)


これ書くためにイタリア統一運動についてちょっと調べたのですが、どうもイタリア統一って本当に大変だったみたいですね。

長い間分裂していたせいで今でも地元意識が強いというのはよく聞きますが、実際そんな事情のおかげでそもそも人々の間に「自分たちはイタリア人である」という意識自体がなかったそうなのです。
同じように分裂していたドイツでは、とりあえず「ドイツ語しゃべる人=ドイツ人」という分かりやすい民族アイデンティティが結構古くからあったのですが、イタリアはそれすらなかったそうな。
地方の方言がいっぱいで、統一の時点でいわゆる「イタリア語」を話せる人は四十人にひとりくらいだったとか・・・。言葉も通じないんじゃ、仲悪いのも無理ないね、イタリア兄弟。

ルネッサンスの頃からイタリアをひとつの国として統一しようという考えはあったそうですが、それでは全くダメだったのもむしろ当然かもと思えてしまいます。
ちなみに当時の統一志向は、要するに「偉大なるローマ帝国の栄光よ再び」(ヘタリア的に変換すると、「おじいちゃんはあんなにすごかったんだから俺たちもがんばらなきゃ」)ということだったらしく・・・何かその後の展開考えると涙が出てくるなあ。

そして何より、統一運動の主導権握ったはずのサルデーニャの王様sのヘタレっぷりに笑いました。
ヴィットーリオ・エマヌエーレ二世って世界史で習ったけど、いや、あんなヘタレだとは思わなかったな、あのときは。
ところで私は、どうしてガリバルディよりカヴールの方が好きなんだろう・・・ああいう陰謀家系に惹かれる趣味をどうにかしたい・・・。


以下拍手お返事です。

>カズイ様


ちびリス祭運営お疲れ様でした! そして訪問ありがとうございます!
こちらこそどうぞ今後もよろしくお願いいたしますv
日中国交史、はい、頑張って書いてます。次でひとつ山場(笑)ですし。

ではでは、またのお越しをお待ちいたしております!
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